苦手なごっこ遊びを克服できなかった私が見つけた親子の楽しみ方

子供が生まれる前から、実は子供と接するのが得意ではありませんでした。

特にごっこ遊びが苦手で、自分の子供が小さかった頃は、お店屋さんごっこなどでお客さん役を要求されても、どうしてもうまく応じられず、苦労しました。一方、夫はその手の遊びが得意で、ノリノリで子供と遊んでいる姿を見て、うらやましいと思うことが多々ありました。どうして自分がこれほど苦手なのかはわかりませんが、もしかしたら恥ずかしさがあったのかもしれませんし、私自身が母親と一緒にそういった遊びをした経験がなかったからかもしれません。

遊びに付き合えないことに対して、子供に対して申し訳ない気持ちはありましたが、どうしても苦手なものは克服できませんでした。そんな私の気持ちを察したのか、子供はごっこ遊びの際には自然と夫に頼むようになり、私には誘いが来なくなりました。その代わりに、私は塗り絵やクイズ、パズル、絵本の読み聞かせなど、自分が得意な遊びに全力で付き合うことにしました。子供は親の得意分野を理解しているようで、今ではその時々の興味に応じた遊びを楽しむことができるようになりました。

現在、子供は中学生になり、二人で博物館や図書館、水族館、買い物、食べ歩きなどに出かけることが増えました。子供とごっこ遊びができなかったことはいまだにコンプレックスですが、それでも年齢や趣味に応じた新しい関わり方ができると感じています。皆さんは、子供との関わり方に悩んだことはありますか?

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